■
朝からセミナーがあった。五時半ごろに連絡がきてやっと七時ごろ起きだすていたらくは早急に治さねばならない。これから毎日六時起きになるのだ。遅刻や欠席は一度もしないつもりである。
明日はケアマネージャーがくる。いくつかの重い話をしなければならない。
誰かと仲良くなると、その人が離れていってしまったときを思い描いてしまう。「ずっと仲良く」と言いあった人は今誰も残っていない。三年以上続くような人間関係は稀だ。特に距離が短期間に近付きすぎると離れるときは早い。それが怖い。苦い思いをいくつしたのだろう。簡単に離れてゆくような間柄になってしまうなら一歩踏み込まない方がマシだと思う。
気持ちが通じ合わない苦しみはよく知っている。報われない思いはどこに吐き出せば良いのだろう。何気ない会話の中でいつの間にかどうしようも無い食い違いが生まれてることに気付く。亀裂が広がっていって、疎遠になった関係を後付けの納得が理由づける。それはとても悲しいことだと思う。
■
幻想世界に生きる人はいる。生活を感じさせない人。そうなりたいと思う。
オリエンテーションがあった。学科でなにをするかの説明がなされた。クロッキー練習をするサークルに入ろうか迷うが、正直サークルメンバー同士の研鑽が無ければ参加費など無駄な気がする。デッサン練習はいつでもどこでもできる。
認識知覚の問題について、専門的な診療を受けた方が良いかもしれない。形質を覚えにくいのは致命的だ。治せるものかわからないが、自分がどうなのか知る必要がある。
明日は昼からクラス別のミーティングである。学校生活うまくゆくか不安だ。これまでの人生を振り返るとと、いつも何か悪いことが起きては大事なものが台無しになっている。歯車がかちりと噛み合う方向へ回り出して欲しい。
■
心が痛い
■
出先の用事を終えた帰りにふと立ち寄った伊勢丹のフレグランスのコーナーでランバンの香水を見つけた。ほっとする匂いだった。埋もれていたい匂いだった。彼女につけていて欲しいフレグランスNo.1と書かれたPOPがあり、確かにそうだなと思った。久しぶりに色々試したら自分も何か香水が欲しくなってきたので、時間を見つけて買おうと思う。何がいいだろうか。
匂いは記憶に対して強く残る。人間は視覚を第一の感覚にして進化してきたが、そのせいで視覚情報は氾濫して相対的に記憶に残りづらくなっているのかも知れない。或いはその逆で、視覚を発達させる前の名残だった嗅覚が、本能に根深く影響を与えているのか。
明日は色々と忙しい日になる。
■
もどかしい