出先の用事を終えた帰りにふと立ち寄った伊勢丹のフレグランスのコーナーでランバンの香水を見つけた。ほっとする匂いだった。埋もれていたい匂いだった。彼女につけていて欲しいフレグランスNo.1と書かれたPOPがあり、確かにそうだなと思った。久しぶりに色々試したら自分も何か香水が欲しくなってきたので、時間を見つけて買おうと思う。何がいいだろうか。

匂いは記憶に対して強く残る。人間は視覚を第一の感覚にして進化してきたが、そのせいで視覚情報は氾濫して相対的に記憶に残りづらくなっているのかも知れない。或いはその逆で、視覚を発達させる前の名残だった嗅覚が、本能に根深く影響を与えているのか。
明日は色々と忙しい日になる。