久しぶりに絵を描いた。あまりに描かなさすぎて最後にいつ描いたか覚えていない。絵を描くとき、思い通りにいかない苦痛を味わう。技巧の上下よりも理想を形にできない苦しさは強い。それでも描きたいと思うのは、やはり絵を描くことが好きだからだろうか?

絵を描くとき思い描くのはそのキャラが本当に現実世界に生きていたらということだ。たとえば今日描いた赤城さんは、そういう意味であまりに「つまらない」絵だと思う。
ギタンジャリは微笑みを崩さない。タゴールは微かな人間生活に神を見出した。彼の瞳はあらゆる生の喜びを祝福して輝いている……。
今日は少し精神的に苦しい。