軽挙妄動には、それを起こさぬよう細心の注意を払わねばならない。悪意が無い人間が、無自覚のうちに途轍もない不利益を寄越すこともあるのだから。

数々の既成事実が、この感情が交わり得ないことを示している。何気ない行いのひとつひとつの中に俺は願望と実情の間の乖離を見る。過去の傷を拡げるのは自分自身だ。それがわかっていても止められない。


午睡をして目覚めると午後四時過ぎだった。残り八時間はとても短かった。来月の準備をして、絵を描いていたらもう零時も程近い。一日はわけなく過ぎ去る。一週間も然り。

Skypeで少し彼氏彼女の話になったときに思ったが、「他に好きな人がいる」というのは自分が言うにはひどく傲慢な感じがする。