今日は久しぶりに観念的な思索の日だった。

朝、死の後について考察する。「死の後はまだ死んでない自分」に永遠に転生するのだと思う。正確には、死は起き得ないとすら思う。何故ならこの自意識が世界を生み出しているから、世界が存在する=自分が存在するではないと論理的に矛盾するからである。

昼頃に傾聴ボランティアが来る。失礼な態度をとり続ける姿を見てこちらが苛立つ。本当にあの人と関わっているとどんどん寿命が縮む。明日の準備もこちらがしなければならない。無明だ。

最近LINEすら来ない。こちらから送らないから送らないのだろうか。それならそれでいいが、簡単に離れられた俺の心はそれだけ傷ついてゆく。真心で接しても返ってこない。

本当に欲しかったもの、手に入れたかったものは絶対に手に入らない。あるときは心の強度が足りなかった。あるときは身体的な距離が遠かった。あるときは周囲がそれを許さなかった。いつか全てを跳ね返さなければならないときが来るだろうと思う。自らが美しいと思うものを手に入れるため、何かを犠牲にする選択をしなければならない。そんなときが。